「さつきラン&ウォーク2025 企業対抗戦」では、走ることを通じて社内の交流をはかる「さつきdeダンラン」を推奨しています。「さつきdeダンラン」は、走った後みんなで飲みに行ったり、サウナで汗を流したり、リアルの場でともに時間を過ごし、親睦を深める試みです。部署や肩書に関係なく、一緒に走ることで、各企業ではどのような社内コミュニケーションが生まれているのでしょうか。それぞれの“ダンラン(団らん・ラン=RUN)”模様をご紹介します。

今回、取材ご協力いただいたのは
KPMG ジャパン
ランニング&トレッキング部(R&T部)
「KPMG ジャパン」は、あずさ監査法人やKPMGコンサルティングなど、KPMGの日本におけるメンバーファームである、監査、税務、アドバイザリー分野の10のファームの総称です。メンバーの職種は、公認会計士、コンサルタント、翻訳家等様々。チームの前身は、第1回東北・みやぎ復興マラソン出場に向け2017年に発足しました。月2回の定例皇居ランのほか、平日夜の高尾山、週末家族を連れたファミリーハイク等、多種多様なイベントを企画。現在、オンラインを含め、総勢500名以上のメンバーが在籍しています。

― ランニング&トレッキング部(以下、「R&T部」)は普段、どのように走られていますか?
「定例の皇居ランは月2回、朝1回、夜1回開催し、皇居を1周か2周走ります。夜開催のときは走った後にみんなでご飯に行っていますね。メンバーで大会に出ることも多く、昨年は『富山マラソン』を走りました。大会に向けて練習することもあります」

― チームで走っていてよかったことはありますか?
「一人だとフルマラソンはなかなかハードルが高いですけれど、会社の人が一緒にいるから挑戦してみようと思えました。去年、富山マラソンを走ったときはしんどかったけれど達成感がすごかったです」
「チームで大会に出ると、私がゴールする頃、先に走り終わったメンバーが待っていて声をかけてくれます。それがすごく嬉しくて。なかには応援のためだけに駆けつけてくれる人もいます。社内にいろんな友達ができたことによって、愛社精神じゃないですけれど所属意識みたいなものが芽生えましたね」
「グループランだと、交代でいろんな人と話せるので親睦をはかるのに絶妙だと思います」

― “ダンラン(団らん・ラン=RUN)”を通じて、走る以外に変化したことはありますか?
「このグループは業務上接点のある人がほとんどいません。部署が違っているので、『いま組織で何が起きているのか?』『誰がどういう仕事をしているのか?』の情報収集ができます。転職してきたばかりで知り合いの少ない中途採用者も、参加することで友達がつくれる。重要なネットワーキングの場になっています」
「部署を超えていろんな人に出会えるので、ちょっと違う目線や気づきがあります。僕は公認会計士をしていますが、チームにはコンサルをやっている人がいて、発想が違うので面白いなと思います」
「私は監査法人の中で翻訳をやっていますが、一人の仕事が多いので、こういう機会で部門を超えてお話できるのは勉強になります。面白い人、個性的な人がいて楽しいです。仕事が結構硬いので、そこから離れてリラックスできるのがいいなと思います」

― “ダンラン(団らん・ラン=RUN)”を行う上で気を付けていることはありますか?
「回ごとにリーダーを決めて行っていますが、リーダーは女性が多い。また、参加者には、初めて皇居ランします!という人も多いので、初参加の人も気後れしない雰囲気づくりを心掛けています」
「私は、今日、初めて参加しました。誰も知り合いはいなかったのですが、オンラインのグループで事前に詳しく説明があり、安心して来ることができました。ペースも無理のない速さなので、私にはよかったです。皇居ランが月2回というのもちょうどいい頻度だと思います。今後もぜひ参加したいと思います」
― R&T部の“ダンラン(団らん・ラン=RUN)”ポイントを教えてください
「誰でもフォローできる社内のSNSがあるのですが、そこでランの後にフィードバックをしています。一人で参加した人や、できれば初参加の人に一言コメントを残してもらう。『実は10㎞も走ったことのないビギナーですが、ゆっくりだったので楽しかったです』とか。新入社員や転職者、今度走ってみたいなという人が、そういうコメントを読むと安心して次から参加できます。企画している人も感謝の言葉をもらうとモチベーションがあがります。
反対に、企画したのに一人とか二人しか集まらなかったときは『みんな興味ないんだな』と思うのではなく、3連休の前の日だったとか、天気が悪かったとか、フィードバックから理由を知ることができる。この日じゃなくて違う曜日がいいとか、夕方18時半は間に合わないので19時がいいとか、そういうフィードバックから微調整し、開催要領を変えたりしています。場合によっては投票してもらうこともある。『今年も1年間やってきましたが、改めて何曜日がいいか聞かせてください』というふうに。
そうやってメンバー同士が円滑にコミュニケーションをとれるよう工夫しています」
― R&T部はどういうチームだと思いますか?
「ほどよい距離感でユルっとつながりながら業務以外のことをしっかり楽しめる集団だと思います」
「速い人もいて、走ることにそれぞれ意味を見出しているけれど、みんなで集まることも大切にしてくれるチームですね」
「チームの人数が多いので、企画内容ごとに毎回いる人もいれば、新しく来る人もいる。いいバランスで人の循環があるので、新鮮で活気のあるコミュニティーだと思います」
コミュニケーションがとりやすい仕組みと気配りで風通しのいいチーム運営をしながら、全力で走ることを楽しむ「R&T部」。なかには「ランニングのいいところは相手の素性がわからなくても楽しめるところ」というメンバーさんもいらっしゃいました。肩書や先入観にとらわれることなく、ほどよい距離感でともに楽しい時間を過ごすことができるのも「ダンラン(団らん・ラン=RUN)」の良さかもしれません。「今後、自社でもやってみたい!」という方は参考にされてはいかがでしょうか。
コミュニケーションがとりやすい仕組みと気配りで風通しのいいチーム運営をしながら、全力で走ることを楽しむ「R&T部」。なかには「ランニングのいいところは相手の素性がわからなくても楽しめるところ」というメンバーさんもいらっしゃいました。肩書や先入観にとらわれることなく、ほどよい距離感でともに楽しい時間を過ごすことができるのも「ダンラン(団らん・ラン=RUN)」の良さかもしれません。「今後、自社でもやってみたい!」という方は参考にされてはいかがでしょうか。

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